先週、会社で、玉掛け技能講習に行かせていただきました。
今まで、何も知らずにいろんなもの吊ってましたが、
ちゃんと習った方が良いと思いました。
玉掛け技能講習 日程
玉掛け技能講習は、学科と実技があります。
全部で、3日間必要になります。
初日に、玉掛けに必須なクレーンの知識や玉掛け用具などなど
玉掛けに関する知識のお勉強と、玉掛け事故について講義を受けました。
2日目は、玉掛けに必要な力学のお話です。
力、重心、安定、摩擦、質量、速度、加速度、荷重、応力、玉掛け用具の強さなど。
午後は、関係法令のお勉強をして、
最後に学科試験がありました。
学科試験は、直前まで、講師の先生が大切な所を何度も教えてくれるので、
そこを最後まで悪あがきして覚えれば、なんとかなります。
3日目は、実技講習でした。
質量目測、玉掛け用具の選定及び使用 定められた方法による0.5トン以上の質量を有する荷についての玉掛けの基本作業及び応用作業。
コンクリートの塊や材木の塊、鉄の塊、砂の塊から質量目測で重さを予測するテストもありました。
玉掛け用具の選定では、吊る物の重さからワイヤーを選定するテストもありました。
最終的な、実技試験は、3人組になって、丸パイプを吊り上げる準備をして、クレーン操縦者へ合図を送り移動してもらって、玉掛け用具を取り外すとこまでの作業を行うテストでした。
合図者が試験対象者になるんですが、補助者が、合図者に助言することはOKとされていたので、自分が合図者の時の補助者とは仲良くなって置くと安心感が増します。
玉掛け技能講習 まとめ
基本的には、玉掛けの技能をしっかり学んでもらって、事故を起こさないよう安全に注意してもらう事が目的の講習なので、出来る限り受からせようしてくれます。
なので、3日間遅刻せず、講習中に居眠りすることなく受講し、実技は、他の受講者がやっているのをしっかり見て、自分がやる時に間違わないようにシミュレーションしていれば、落ちる事はない感じの資格なのかなって思いました。
ただ、先生方から例外はあるとのことでした。
玉掛け作業における決められた合図が覚えられず、めちゃくちゃな合図をしてしまう人や、この人には、玉掛けを任せたら危ないって思われた人もいたようで、そういった人は、申し訳ないけど不合格にさせてもらったと言ってました。