現場でドリル

かなり、久しぶりの更新です。
本日は、現場で設備に穴を開けました。
詳しく説明すると、
設備に新規に制作したブラケットを取り付けるのですが、
その為に設備に取付用のM10タップ(ネジ)を開けました。
手順1
ブラケットを取り付ける位置にシャコ万(はさむ道具)で固定。
手順2
ブラケットの取付穴のサイズを調べそのキリをハンドドリルにセットする。
今回は、M10で、12mmの穴が開いていたので、12mmのキリをセットしました。
手順3
取付穴をガイドにしながら、設備にキリの肩までの円錐形の穴を開ける。
(業界用語でもみつけという)
手順4
もみつけをしたところに、3mmぐらいのキリでした穴を開ける。
(M10のした穴は、8.5mmなのですが、ハンドドリルでいきなり開けるのは大変)
手順5
3mmで開けたところへ5mmぐらいのドリルで穴を広げる
(8.5mmでやったところキリの切れ味が悪かったので、5mmでもう少し広げた)
手順6
8.5mmで下穴を開ける
(タップの有効ネジ長さが10mm欲しいので、深さ15mmぐらいまであける)
手順7
M10のポイントタップを使用して、ネジを切っていく。
(タップにはポイントとスパイラルがある)
手順8
今度は、M10のスパイラルタップを使用して、下穴の深さギリギリまでネジを切る。
ここまでが手順です。
補足事項
※シャコ万はもみつけが終わった時点で外してもOK
※ポイントタップは先端がとがっている為、5mmぐらいネジが切れない
※ポイントタップは、貫通穴の時や、手動でタップを切る時に有効
※ポイントタップの方がスパイラルタップよりも折れにくい
※スパイラルタップは、下穴のギリギリまでネジが切れるので、止まり穴に有効
※ポイントタップは、ネジを切っていく時に出る切り粉が穴の奥へ出ていく
※スパイラルタップは、ネジを切っていく時に出る切り粉が穴の手前に出てくる

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