フライス加工

フライス円筒形の物を一部だけ角取する場合。
円筒形の直径を測定する(たとえば直径100mm円筒を一辺80mmの角取する場合)
一面のZ方向の削り量は10mmとなる。
加工する円筒形の物をバイスに縦にはさむ。
一面を何回かに分けて、9.8mm削る。
仕上げに0.2mm削る。
削ったら、測定し90mmになっていればOK。
次に削った面を下にして、そこに角材など敷く。(角材は平行がしっかり出ているものが望ましい)
先ほど削った面の反対面を9.8mm削る。
仕上げに0.2mm削る。
削ったら、測定して80mmになっていればOK。
次は、横向きにして、削った面をバイスで挟むようにする。
X方向で傾かないように、加工物の下に角材などを入れる。
削りたい部分の真ん中あたりを5mmぐらい削る。(そうすると、削った面と直角の面が出来る)
削った面を下にして、そこに角材が当たるようにして、もう一度、縦に挟む。
Z方向を9.8mm削る。
仕上げに0.2mm削る。
5mm削っていない部分で測定し、90mmならOK。
今削った面を下にして残りを9.8mmまで削る。
仕上げに0.2mm削る。
これで円筒形のものも直角がでる。

注意:円の中心に対して角の中心がうるさいものには、あまり向かない方法かもしれません。

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