チャックでつかみ辛い物の加工

今回は、旋盤で面取りをしました。
面取りとは、部品の角を45度で削ることです。
※面を取る事で、ピン角の部分で手を切ったり、
ベルトを痛めたりしにくくなります。
DSCN1524(1).jpg
タイミングプーリー(歯車)の角を面取りした写真です。
この写真を見ていただくとわかると思いますが、
旋盤でどこをくわえれば良いのか難しいところ。
材質がアルミなので、下手にギアの部分をくわえてしまうと、
ギアがつぶれてしまう。
さらに、もし材質が鉄だとしても、
旋盤のチャックは、3本爪なので、
ギアの歯数が3で割り切れないと、
センターでくわえられません。
では、どうするかというと、
今回は、↓こんな感じで、少しだけ円になっている部分をくわえます。
DSCN1525(1).jpg
ただ、このままでは、ちょっとしかくわえていないので、
刃物のを当てた瞬間に、物がふっとびそうですよね。
そこで用意するのがこちら↓
DSCN1526(1).jpg
適当なサイズの真ん中に穴のあいた切れっ端を用意します。
これをギアに当てて、
回転センターというものを使い押さえます。
こんな感じ↓
DSCN1527(1).jpg
最終的にセットすると
こんな感じ↓
DSCN1522(1).jpg
※あと、アルミを削る時は、
超硬チップのついたバイトよりも、
自分で研いで削るハイスのバイトの方がきれいに削れるとの事。
こんなやつ↓
DSCN1528(1).jpg

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